jreitkt’s diary

億りびと達成者がJリート投資で資産運用をするブログです

豪州出張 続編

先週豪州出張をして、日本が後進国に転落したのではないかと感じたという話しの続編です。

海外出張すると、私の場合、日本は素晴らしいと感じることが多かったのですが、今回、初めて危機感を抱いたのです。

その後インターネットレベルですが、調べてみると、先進国中、この20年で平均賃金額が減っているのが日本だけで、オーストラリアは2倍、他の先進国も概ね1.5倍程度になっているようです。

かなり田舎のほうに出張しましたが、総じて若者が多くインフラも整備されていて、雰囲気が明るく、お店のサービスが自然である。但し、物価は相当高い(例えばコーラは約4~5豪ドル)。

日本に帰ってきて、少し郊外の町やショッピングセンター等に行ってみました。

高齢者が多く、笑顔が少ない。またお店ですが、確かに表面的には問題ありませんが、全てマニュアル通りであり、その店員さんに何か余裕がない、搾取されている感がすごくあります。

90年代以降、ITや英語教育の遅れ、世界的に通じる技術や商品を日本の企業が開発できず、相当世界の中での経済力を落とし、結果平均賃金が下がり続けていると推察されます。東京オリンピックは素晴らしいことですが、その後どうなるのか?

世界の中で日本がお金を稼ぐことができず貧しくなってきている。あと20年すると、超高齢化、外国との間での経済力の格差、及び国内での相当な格差社会が到来し、1億総中流社会はなくなり、大部分が生活に苦しい家庭になる可能性が相当高いのではないか、とはじめて危機感を抱きました。そうなったとき、治安を維持できるかもわかりません。

日本人であり、そんな日本を見たくありませんので、何とかしたいと強く思いました。